アメリカ予選に参加しています。
そろそろトラビアンでやることはないので、引退でいいんじゃないかと思うんですが。
トラビアンを始めたのは組織戦をやりたかったからですが、最終的に行き着いたのが「自分が廃人になること」なのを書いておきましょう。すでに過疎気味だったのも大きいですが、機能する組織を作るのは難しい。メンバー次第のところが大きいです。
意欲のあるメンバーを集められるかというと、毎鯖都合よく集められるわけではない。そういう意味で、身内同盟というのは強い。一つの解だと思います。
いわゆる組織論も、メンバー次第ではどれも適用できません。教育を施せば戦力化できるかといえば、答えはノーです。戦争ゲーにおいて時間は重要ですが、その時間(期間)を大幅に必要としながら、一定の成果を保証できません。メンバーの意欲は当然ながら一定しません。たいていは間に合わないのです。
それを承知でチャットなりallyなりで教育をしていますが、有効性は低いです。たまに化ける人はいますが、それは教育の有効性ではなく、その人の意欲が高いからです。意欲を高める手助けはできますが、結局は本人次第です。
せっかく育てた人材も、毎鯖解散してしまうし、トラビアンから消える人もいます。冷静に考えると、壮大な時間の無駄ともいえます。まあ、貴重な味方と考えているので、彼らを戦力化する努力を無駄とは思いませんが。
私は友人と海外鯖で戦うようになってから、今のプレイスタイルになりましたが、それは組織戦を一度諦めた結果なのです。たった2人で戦うためには、廃プレイを突き詰めていく必要がありました。最初のトーナメントでロシアの14万砲を完封したあの時、自分のプレイスタイルの方向性を見つけたのと同時に、一つの解を得ていました。
機能する組織を作るには、先述したとおり、かなりの運ゲーになります。その運が全く皆無の、最低最悪の状況下で出来ることがあるとすればただ一つ、自分が廃人になって突き抜けることです。
個人でやれることは限られます。WW砲を作るという企画ですら、私と友人だけで出来ることではありませんでした。何かやろうとすると、組織は必要になります。
でも、毎鯖都合よく、意欲のあるメンバーが集まるわけではありません。一定の質のあるメンバーが安定して集まるわけではありません。そこには必ず波があります。……そもそも過疎化の進む現在のトラビアンなら、登録時点で意欲のあるメンバーということができます。
これらを許容したうえで組織を作ろうとするなら、自分が廃人になるのは最も有効な方策なのです。そうすることで、必ず生じる波をある程度吸収できますし、戦力的にもカバーすることができます。あとは運の問題になりますが、そこはどうしようもありません。人事を尽くして天命を待つことになります。
組織戦を展開するためには自分が廃人になる必要があり、それが最も有効な方策である。それが私の回答であり、以上がその解説です。