大統領「艦これなんて、初めから暇つぶしのつもりだったのだが……」
首相「実況動画とか見ているうちに、イベントに参加したくなってきましたね」
大統領「……だけど、こういう戦略ゲームにありがちだが、仕様が複雑かつ多彩で、勉強しなければまともに戦えない」
首相「だからこそおもしろいとも言えますが……後発のつらいところですね。でも、それはトラビアンだってそうでしょう?」
大統領「ということで、本腰をいれてやっていくぞ。……まずは、圧倒的に頭数が必要な駆逐艦からだ」
首相「このゲームにおいて、駆逐艦の役割は多岐にわたります。夜戦、対潜、対空CI、夜戦CI、輸送、遠征……」
大統領「駆逐艦を制する者は艦これを制する。けれど困ったことに、何が、どれくらい必要なのか、要求されていることが多すぎて、何も考えずに把握することは不可能だ」
首相「かといって、例えば対潜要員がいくつ必要で……みたいに考えていくとますます複雑になり、混乱してしまいますね」
大統領「まずは全体の頭数から考えていこう。その内訳はあとで考えていくことにする」
首相「イベントをALL甲でクリアすることを前提として考察していきます」
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大統領「まずは、1回の出撃で動員される最大数を計算してみよう」
動員数が最も多いのは、
輸送護衛部隊(5 - 7)+道中支援(2)+決戦支援(2)
つまり、最大11隻を動員。
大統領「次に札だが……概算で悪いが、直近で行われた2017春イベントを例にとると、合計21隻に札がつく。つまり……」
首相「戦力になる駆逐艦が、21隻以上必要だった、ということですね」
大統領「そして "戦力" の定義だが、我々はレベル88がそのラインだと考えている」
首相「必要経験値の折り返し地点がそのレベルですからね」
大統領「現状、我が艦隊にレベル88以上の駆逐艦はそんなにいるわけもないから、最低でもレベル50以上だとしよう」
首相「レベル50以上の駆逐艦は……5隻しかいません(夕立改二・綾波改二・霞改二・朝潮改二・島風改)」
大統領「現実は非情だ……次は時雨を改二にするか。……利根・筑摩を航巡にしてからだけど」
首相「多数の実況動画で、時雨は大活躍でしたね。雪風よりも活躍していた印象があります」
大統領「雪風未保有ということもある……話を戻すと、練度の高い駆逐艦を20隻以上保有している必要がある、ということか」
首相「かなりざっくりした数字ですが、全体像を把握するのには充分ですね」
前述したが、我が艦隊に「練度の高い駆逐艦」は5隻しかいない。これを20隻以上にしなければならない。
大統領「なかなか厳しいが……目安も分かったところで今回の考察はここまでにしよう」
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首相「ところで、好きな駆逐艦は?」
大統領「Верный(響)かな」